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かつてナスターシャ・キンスキーは、映画が生んだ最強ニンフェットのひとりだった。14歳の初主演作『悪魔の性 キャサリン』の全裸ヌードにはじまり、男に差し出された蔕つき苺をぽてり肉厚の唇でかぽっと咥える『テス』、ヴァイオリンの弓でボディを背後から愛撫され身悶える『愛と死の天使』……無垢な役柄を演じていても、どうしようもなく香り漂う毒の華の美貌はまさに猫族の野生を感じさせるもので(『キャット・ピープル』!)、よく見りゃ父親クラウス・キンスキーの血を濃厚に受け継いでいるのがわかる。実生活でも『今のままでいて』で父娘相姦を演じたマルチェロ・マストロヤンニはじめ、ロマン・ポランスキーやミロス・フォアマンといったロリコン系監督、そして一児までをもうけたクインシー・ジョーンズと堂々たる熟年キラーぶりを見せつけたが、さすがに近年はめっきり“普通の美人女優”になっちまったのが悲しいところ。ジョン・ランディスの絶不調ぶりを再確認するような『スーザンズ・プラン』なんて映画でいきなり脱がれても困るんだよなぁ。……いやいやそんな時の彼女はまだまだ可愛いんだけどさ。(ミルクマン斉藤)
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