時も所もさだかでない不毛な村。戦士たちが一人の処女を巨木に縛り付け、表への生贄にする儀式を行っている……。
ニューオリンズの空港。両親が謎の死をとげて以来別れ別れに育ったアイリーナと兄のポールが再会した。その夜女中のフィマーリを下がらせた後、2人で昔の想い出を語り合い、やがて眠ってしまったアイリーナを奇妙なかっこうで見つめるポール。
その夜遅く、市街で一人の娼婦が黒豹に襲われ、命からがら逃げ出した。豹は翌朝になって、動物園長オリバー、助手のアリス、係員のジョーによってようやくとり押さえられ、動物園の檻に入れられた。
一方アイリーナは、ポールが帰ってこないので一人で市内見物を始めた。動物園に入った彼女は一匹の黒豹に魅せられ、その姿をスケッチし始める。やがて閉園時間になってオリバーに見とがめられるとアイリーナは逃げ出すがすぐ追いつかれた。高熱を出していた彼女をオリバーは可哀想に想い、動物園の売店の仕事の世話までしてやる。
アイリーナは二階から飛び降りて逃げ出し、パトロール中の警官に助けられた。警察はポールの家を捜査し、地下室で豹の入れるほどの檻と人間のものらしい骨を発見する。フィマーリは署に連行され、アイリーナはオリバーの家に避難することになった。
翌日、2人はオリバーが郊外に持っている小屋へ小旅行するが、夜になるとアイリーナはそこを脱け出し、野兎を食い殺した。一方ポールは、墓地でビリーという旅行者の女と知り合い、ホテルでセックスした後、彼女を惨殺していた。
その間、警察は豹の行方を追っていたが、アリスはオリバーとアイリーナの関係に気づいて、彼を自分の方へ取り戻そうと決意する。
ある日オリバーが外出している時、ポールがアイリーナの前に現れ、自分たちの正体を明かした。彼らは人間の魂を持つ豹で、同族の者としか交われず、普通の人間と愛を交わせば豹に変身する。そして相手を殺さなければ人間の姿に戻れないというのだ。ポールは強引にアイリーナに迫る。彼女は優しさを示してポールの隙をつき、ガラスの破片で彼を傷つけると部屋から逃げ出した。
その時、ちょうどオリバーがアリスと共に戻ってきた。物音に様子を見に来たオリバーはアイリーナの部屋に閉じ込められる。そこにいたのは自らの血を見て豹に変身したポール。アリスがドアを破り、オリバーに襲いかかろうとした黒豹のポールを、間一髪のところで散弾銃で射殺した。
アイリーナは愛する男を殺しかねない恐怖から一度は町を出るが、途中の汽車の中で自らの種族の住む村へポールと帰った夢をみて、ある決意を胸にニューオリンズへ戻る。
夜の公園でジョギングするアリスを尾けるアイリーナ。プールへ入ったアリスは巨大な獣に狙われていると感じ悲鳴をあげるが、アイリーナが現れ、謝罪して姿を消す。
アイリーナは次にオリバーの前に現れ、彼を誘惑して初めてのセックスを交わした。その後、彼女は豹に変身するが、オリバーを襲わずに夜の街へととび出して行った。
オリバーはアリスと共に豹の後を追い、警察が橋の所へ追い詰めている現場にたどり着くが、豹は川へ跳び込み、姿を消した。オリバーは、豹の行く先が、かつて夜を共に過ごした郊外の小屋だろうと見当をつけ、一人で車をとばしてそこへ向かった。
やはりアイリーナはそこにいた。番人を殺して人間の姿に戻って。彼女は殺すか、でなければもう一度抱いてくれとオリバーに頼む。彼はアイリーナの両手・両手をベッドに縛り付けると、彼女に覆いかぶさっていった…。
数日後、動物園を巡回中のオリバーは黒豹の檻の前に立ち、肉を手渡して与えた。豹とオリバーの眼があう……。