コレット(ナスターシャ・キンスキー)は興味深い過去を持つ美しい女性である.17年前、彼女はジャック・ローレンス(ビリー・クリスタル)と恋愛をしていた。その関係は実を結ばなかったが、 2人は友好的に別れた。
ロサンゼルスに住むジャックは今や成功した弁護士。申し分のない仕事、美しい妻、快適な家、高級車…望むものはほとんどすべて手中にしている。
ある日突然、コレットはジャックを訪ねる.彼女は2人が別れてからすぐ結婚したが、16歳になる息子のスコット(チャーリー・ホーフハイマー)が最近家出をして、その件でジャックに知っておいてほしいことがある、と彼女は言う。確かではないが、スコットはジャックの子供かもしれない。スコットを捜すのにジャックの助けが必要だ、というのだ。ジャックは困惑し、少年が彼の子供であるはずがないと疑ってかかる。そして、真実かどうか疑わしい使命のために秩序だった生活を乱されたくないと思う。
そこでコレットはほかを当たってみることにする.今回はサンフランシスコのデイル・パトリー(ロビン・ウイリアムズ)に電話をかけ、同じ告白をする。コレットとデイルはやはり17年ほど前に、バークレーで短期間一緒に暮らしたことがある。
デイルは今はサンフランシスコに住む作家志望。あまりに長く絶望の淵をさまよったあげく現在の状況から抜け出すのをただ待っているだけのノイローゼの男だ。彼の人生には自分自身のこと以外に何か気にかけることが必要なのだ。
彼女の話を聞いて、彼は自分が父親であるという考えに感激する。彼の人生には自分自身のこと以外に何か気にかけることが必要だったのだ。息子との喜びの対面を想像したデイルは直ちにスコットを捜す旅に出発する。
一方、ジャックは考え直して迷っていた。自分が本当に少年の父親だとしたら?
彼はサンフランシスコヘの出張のついでにスコットの居所を調べてみる。そしてほどなく、同じルートをたどってきたデイルと出会う。間もなく2人が捜している息子は同一人物だということがわかる。しかし、どういうわけか、2人はこの状況全体に背を向けるかわりに、協力してスコットを捜すことにする.旅を続けるジャックとデイルは相棒とは程遠い。2人はまだお互いがこれから遭遇しようとしている常軌を逸した冒険のことを想像だにしていなかった。
スコットはロックグループとその取り巻きが都市から都市へ移動する中、彼らを追いかけてカリフォルニア州をまわりながら自由な生活を体験し、新しい暮らしの中で多種多様な人々に出会っていく。
一方デイルとジャックは彼の追跡を続けるうちに、この反抗的ではあるが、根は正直で素直な性格の少年にどんどん引かれていく自分たちを発見して驚く。その過程で、2人は父親とは何かというつかみ所のない一大問題に直面してゆくのだった……。