ファーザーズ・デイ







製作:
出演: ナスターシャ・キンスキー
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INTRODUCTION

2人の中年男が、美女ならぬ16歳の少年を取り合ってカリフォルニアを縦断する、このハートフルなロ一ドムービー。それが『ミセス・ダウト』『ジュマンジ』のロビン・ウィリアムスが、ビリー・クリスタルと共演する『ファーザーズ・デイ』だ。製作は『ダイ・ハ−ド』『ダイ・ハ−ド2』『リーサル・ウェポン』シリーズをはじめ、ヒット作を次々と世界に送り出しているジョエル・シルバ−、監督は『ゴーストバスターズ』『ツインズ』『ジュニア』のアイバン・ライトマン。一瞬たりとも目が離せないテンポの良さと抜群のセンスで気持ち良く笑わせてくれて、最後はじわっと胸を熱くさせてくれる。

つねに冷静な敏腕弁護士のジャックを演じるビリー・クリスタルと、現実対処能力はゼロに等しく、感情が高まるとすぐ泣き出す劇作家のデイルを演じるロビン・ウイリアムス。この対照的な2人の言動の“噛み合わなさ具合”のおかしさ、そして、突然現れた『息子』への抑え切れない愛情。「まさか」という気持ちが「どうか自分の息子であってくれ!」という願いに変わっていく過程は、おかしくも切ない。

ドタバタで大笑いさせたかと思うと洒落たセリフのやりとりでクスリと笑わせる。そしていつのまにか、観客の心の中にひそんでいる温かな感情を引き出してくれる。押し付けがましくもクサくもならずにジーンとさせてくれる2人は、さすかアメリカを代表するコメディ・スターだ。かつて同じ女性を愛したという以外、何の共通点も持たない2人の中年男が、突然現れた息子への愛情で結ばれ、信じられないようなパワーを発揮する。殴られ、ギャングに追われ、カジノですってんてんになってもなお、2人は息子のために戦うのだ。それは、息子の出現によって、眠っていた「自分のすべてで誰かを愛したい!」という思いが目覚めたから。誰だって、その人のためならどんなことでもできると思えるような対象と出会うのを、心のどこかで待っている。『ファーザーズ・デイ』は、愛する人がいれば、人はこんなにも一生懸命になれるということに気付かせてくれる。サエないおじさんも、クールな弁護士も「もしかして息子かもしれない」というだけで、どんなみっともないこともできるし、白馬の騎士のような冒険だってやってしまう。それを見せてくれるこの映画は、コメディでありながら観客を気持ち良く泣かせてくれる、極上のハートフル・ストーリーだ。





PRODUCTION NOTES

サンフランシスコでロケーション撮影を行った後、撮影隊はネバダ州リノに移動した。リノのシーンの大部分はバージニア・ストリートに面した、すでに閉鎖され廃墟となっていたカジノホテルのハロルズ・クラブ内部、市の中心部、さらに“世界最大の小都市”とリノをほめたたえる有名なネオンの前で撮影された。

リノの後、撮影隊はロサンゼルスに戻り、ロックコンサートのシーンを撮影した。スコットが追いかけるバンド、“シュガーレイ”は実名で映画に登場し、リード・ボーカルのマーク・マクグラスがグループの持ち歌の一つ“SPEED HOME CALIFORNIA”を歌っている。

ナスターシャ・キンスキーは語る

陽気なコメディの中で10台の少年の母親を演じるのはキンスキーにとって劇的な新機軸だった。「アイバン・ライトマンのような喜劇の偉大なアーティストの監督のもと、コメディの天才、ビリーとロビンと共演するのは、いろんな意味で私のキャリアで最大のチャレンジでした」と彼女は言う。「私は輝くチャンスを与えられ、笑いのための演技をするチャンスを与えられました。それは私にとって大きな飛躍でした。」





STORY

コレット(ナスターシャ・キンスキー)は興味深い過去を持つ美しい女性である.17年前、彼女はジャック・ローレンス(ビリー・クリスタル)と恋愛をしていた。その関係は実を結ばなかったが、 2人は友好的に別れた。

ロサンゼルスに住むジャックは今や成功した弁護士。申し分のない仕事、美しい妻、快適な家、高級車…望むものはほとんどすべて手中にしている。

ある日突然、コレットはジャックを訪ねる.彼女は2人が別れてからすぐ結婚したが、16歳になる息子のスコット(チャーリー・ホーフハイマー)が最近家出をして、その件でジャックに知っておいてほしいことがある、と彼女は言う。確かではないが、スコットはジャックの子供かもしれない。スコットを捜すのにジャックの助けが必要だ、というのだ。ジャックは困惑し、少年が彼の子供であるはずがないと疑ってかかる。そして、真実かどうか疑わしい使命のために秩序だった生活を乱されたくないと思う。

そこでコレットはほかを当たってみることにする.今回はサンフランシスコのデイル・パトリー(ロビン・ウイリアムズ)に電話をかけ、同じ告白をする。コレットとデイルはやはり17年ほど前に、バークレーで短期間一緒に暮らしたことがある。

デイルは今はサンフランシスコに住む作家志望。あまりに長く絶望の淵をさまよったあげく現在の状況から抜け出すのをただ待っているだけのノイローゼの男だ。彼の人生には自分自身のこと以外に何か気にかけることが必要なのだ。

彼女の話を聞いて、彼は自分が父親であるという考えに感激する。彼の人生には自分自身のこと以外に何か気にかけることが必要だったのだ。息子との喜びの対面を想像したデイルは直ちにスコットを捜す旅に出発する。

一方、ジャックは考え直して迷っていた。自分が本当に少年の父親だとしたら?

彼はサンフランシスコヘの出張のついでにスコットの居所を調べてみる。そしてほどなく、同じルートをたどってきたデイルと出会う。間もなく2人が捜している息子は同一人物だということがわかる。しかし、どういうわけか、2人はこの状況全体に背を向けるかわりに、協力してスコットを捜すことにする.旅を続けるジャックとデイルは相棒とは程遠い。2人はまだお互いがこれから遭遇しようとしている常軌を逸した冒険のことを想像だにしていなかった。

スコットはロックグループとその取り巻きが都市から都市へ移動する中、彼らを追いかけてカリフォルニア州をまわりながら自由な生活を体験し、新しい暮らしの中で多種多様な人々に出会っていく。

一方デイルとジャックは彼の追跡を続けるうちに、この反抗的ではあるが、根は正直で素直な性格の少年にどんどん引かれていく自分たちを発見して驚く。その過程で、2人は父親とは何かというつかみ所のない一大問題に直面してゆくのだった……。





REVIEW / NOTE

準備中。





LINK

Fathers' Day (1997) … iMDbによる詳細データ(英語)