STORY
19世紀初めのオーストリア。長い戦争で荒みきった寒村に若きモア神父が着任。モアは早速、愛と信念を持って布教を始めた。だが、裏で密かに手を組む権力者サイドル男爵と修道院長は、モアの存在を心良く思わない。そんな折、モアは村の居酒屋で働く娼婦マグダレーナと一目で恋に落ちる。不幸な生い立ちのマグダレーナにとっても、それは生まれて初めての愛だった。
男爵と修道院長は邪魔者を排除しようと、モアと姦通したという偽の告白書にサインするようマグダレーナに迫る。だが男爵に抵抗するうちに彼女は重傷を負う。繰り返される脅迫と中小。だがそうしたことにも挫けず、信念を曲げないモアの誠意は少しずつ村人たちにも浸透、やがて平和な日々が戻ってきた。そしてクリスマスが近づいたある日、もう一つの難題が。境界のオルガンが鼠にかじられて数音しか鳴らなくなっていたのだ。聖歌隊に歌わせる賛美歌はどうしても必要だった。モアは友人の音楽家グルーバーと力を合わせ、限られた音で美しい曲を一晩で作り上げる。